用語集

【引き違い窓(ひきちがいまど)】

どちら側にもスライドして開閉できる左右2枚のガラス戸窓。換気・採光に有効。熱は逃げやすくなります。

 

【掃き出し窓(はきだしまど)】

床まである大きな窓。ベランダや庭などに面している場所は出入りがしやすくなるのでオススメ。

採光に優れていて、お部屋に開放感も生まれます。

日が当たりにくい北側には向きません。

【フィックス窓】

開け閉めする事が出来ない窓のこと。はめ殺し窓とも言います。

採光を目的とした天窓、室内窓として、天井などにつけると、下の空間が明るくなります。

洗面所、トイレなど通風が必要な場所には向きません。

【縦開き窓(たてひらきまど)】

窓枠の左右どちらかを軸として開け閉めをする窓。縦滑り出し窓とも言います。

気密性が高いので、断熱にこだわりたい部屋に適しています。

外開きタイプなら、開けた窓ガラスが風を捕まえ、家の中に取り込んでくれるので通気性にも優れています。

トイレの窓などは、片側を室内側に倒すようにするといいと思います。

外開きの場合は、都心部など隣家との距離が近い設置位置は避けましょう。越境にも注意が必要です。

 

【横開き窓(よこひらきまど)】

窓枠の上下どちらかを軸として開け閉めをする窓。横滑り出し窓とも言います。

しっかりと閉じることができるので、気密性が必要な部屋に適しています。

開ける角度を自由に調整できるので、室内を外から見られる心配なく、空気を入れ替えることができます。

洗面室や浴室に設置するといいと思います。

縦開き窓に比べて風通しが確保しにくいので、通風にこだわりたい部屋には向きません。

 

【窓】

断熱性・防音性・防犯性など、住宅の機能性と快適性に大きく関わる場所。窓のリフォームは、様々な問題解決にもつながります。

【腰壁(こしかべ)】

人の腰くらいの高さを目安に板材を貼り付けて仕上げた壁のこと。 床から腰くらいまでの高さは、生活の汚れや小さな傷がつきやすい部分なため、汚れや傷を防ぐ目的で取り付けます。

【ウッドデッキ(木部)】

木材または木材と樹脂を混ぜ合わせた合成木材などで作られた屋外に設置される木製のテラスの事。

天然木のウッドデッキは経年変化による劣化が顕著。塗装するなど、長く使用できるようにメンテナンスを行いましょう。

【雨樋(あまどい)】

雨の侵入による建物の腐食を防ぐという重要な役割を担います。劣化に強い素材で造られていますが、メンテナンスは定期的に必要です。

【軒樋(のきどい)】

雨樋の部分の名称になります。軒先についている雨樋のことです。傾斜をつけて設置されているので雨水は集水器へ向かって流れていきます。

【集水器(じょうご)】

雨樋の部分の名称になります。軒樋を通った水を集め、竪樋へ流す部分です。集水器に水が集まるためには軒樋を集水器に向かって勾配をつける必要があり、適切な勾配を設置し、設置後に実際に水を流して確認まですることが大事です。

【竪樋(たてどい)】

雨樋の部分の名称になります。建物の壁面に設置され、集水器から地面の排水口にかけて雨水を流している部分です。

経年劣化や台風などの強風によって竪樋が破損することがあります。竪樋の耐用年数は15年から20年ほどですが塗装などでメンテナンスをしていないとそれよりも早く寿命を迎える場合もあります。

【雨戸(あまど)】

防犯・防雨・防風・防火・防音・遮熱など幅広く効果を発揮します。種類も豊富なので予算や使用頻度を考慮して選ぶことが大切です。

【戸袋(とぶくろ)】

引き戸の扉が収納されるように箱状につくられている部分のこと。雨戸を収納する場所として縁側や窓の敷居の端に設けられています。

シャッター雨戸が普及し、戸袋のない住宅も増えています。

【カーポート】

車を夏の強い日差しや雨・雪から守る壁の無い車庫のこと。

リフォームの際にカーポートを新設する場合は、道路との高低差を確認しましょう。大がかりな工事が必要になることもあります。

【ブロック塀】

ブロック状の建材を主材として造られる塀。

ブロック塀も中に水が入り込むと劣化が進みます。リフォームでは、ブロック内部へ水を浸透させないための防水対策が必要になります。

【玄関アプローチ】

住宅の門から玄関までのことを指します。家の印象を決定づける重要なポイントです。新しい住まいのカラーやデザインに合わせて一緒にリフォームすると統一感が出ます。

【基礎(きそ)】

建築物の重さを支え、地震などの力に抵抗する構造部材。地盤と建物をつなぐ重要な役割と地面の湿気から建物を守る役割を担っています。

【棟木(むなぎ)】

屋根をつくるために、屋根の一番高い位置に取り付けられる部材のこと。

棟木を取り付けることを「棟上げ」といい、この作業が終われば木造住宅の骨組みは完成となり、上棟式が行われます。

【雨押え(あまおさえ)】

「 雨押え水切り 」とも呼ばれます。外壁から伝って落ちてきた雨水が外壁内部に入らないように止水保護をするための板金で、2階建てにおける1階の屋根と外壁の接合する箇所に取り付けます。 

屋根と外壁が取り合う壁際は、雨水が外壁内部に入りやすいです。

【胴差し(どうさし)】

2階の床を作るための部材で、2階の床の土台ともいえます。1階の管柱と2階の管柱の間にあります。

【水切り(みずきり)】

基礎と外壁の間をぐるりと囲んでいるしきりの部位のことです。低い位置にあるので、他の外壁部位に比べると簡単に確認できる部位です。

水切りが劣化すると外壁の隙間からシロアリが侵入しやすいです。メンテナンスを先延ばしにすればするほど、補修費用も嵩んでしまいますので注意が必要です。

【破風板(はふいた)】

風を止める目的の板です。屋根の妻側部分に取り付けます。破風板がケラバの木口から屋根の内部に雨水や風が吹き込むことを防止しています。

破風板がない状態だと風雨が吹き込むだけではなく、火の粉が舞い込みやすいので、火事で屋根が焼け落ちる可能性を抑制するために設けられています。塗装や、板金材を張り、雨漏りの対策を行います。

【庇(ひさし)】

雨や日差しが室内に入るのを防ぐ役割を持ちます。修理の際、開口幅の広いものは、中央部が下がらないように腕木の強度に注意が必要です。

【笠木(かさぎ)】

塀や手すり、腰壁などの頂部に取り付ける仕上げ材です。メンテナンスしておかないと、雨漏りや下地材の劣化につながります。

【通気口】

外部から空気を取り込む場所です。サビなどによる腐食や、通気口まわりの劣化により、雨水が侵入することがあるので注意が必要です。

【屋根(やね)】

建物の最上面を覆う構造物を指す単語です。屋根は雨風を遮るためだけでなく、屋内の温度を保つためにも重要な構造物とされます。日本は比較的雨が多い気候条件のため、雨水を流しやすい勾配屋根が多い特徴があります。

雨や日射を直接受けるため、外壁に比べて劣化しやすいです。屋根のメンテナンスは家の寿命を伸ばすことにもつながります。

【外壁(がいへき)】

屋内と屋外を仕切るための、建物の外側に張られた壁を指します。また土地の境界に設置するための壁も外壁と呼ばれますが、この場合には塀という単語も用いられます。屋内の部屋や廊下を仕切る壁は、内壁や間仕切り壁と呼ばれます。

外壁のリフォームは塗り替え、張り替え、既存外壁に新しい外壁を重ねるカバー工法の3種類。最適な施工を吟味しましょう。

【ベランダ・バルコニー】

家の外観イメージを決める大きなポイント。建物で外側に張り出した箇所を指します。多くの場合、ベランダは屋根やヒサシが設置された屋外部分に対して使われます。類似する設備としてバルコニーがありますが、こちらは屋根やヒサシがない屋外部分を指します。

雨や風が直接触れるので、防水がしっかり機能しているかチェックしておきましょう。

 

【鼻隠し(はなかくし)】

鼻隠しとは、軒先の先端に取り付ける板状の部材のことです。塗装したり、板金材を張ったりして劣化を防ぎます。

【軒天(のきてん)】

屋根の真下にある壁のことです。劣化した場合は防藻・防カビ・防水機能が備わった、通気性のある塗料を塗装します。

【樹脂系サイディング】

塩化ビニル樹脂を主原料としたサイディングボードです。他のサイディング材と比べて非常に耐久性が高いのが魅力。残念ながら耐メンテナンスが完全に不要というわけではありませんが、さまざまな外壁材と比較してもたいへん丈夫な外壁材です。

【トタン張り】

外壁に使用されているトタンは、「プリント」といわれる木目調の塗装をされたものが多く、築30年以上の建物に多く使用されています。

塗装目安 7~8年

【窯業系サイディング】

セメントに繊維質や混和剤を加え、プレス成型することで出来る外壁材です。

塗装目安 7~8年

【モルタル】

水とセメントと砂とを混ぜ合わせて作られた外壁を、職人が手作業で塗っていくことで出来上がる外壁材です。

塗装目安 10~15年

【ALC】

珪石・生石灰・セメント・アルミ粉末などの原料を混ぜ合わせ、発泡・凝固させ、高温高圧蒸気窯で養生することで製造されています。窯業系サイディングと同様に、工場で生産されたものを張り合わせて組み立てる外壁材です。

塗装目安 10~15年

【金属サイディング】

金属でできた外壁材です。アルミニウム・亜鉛・ケイ素で表面をメッキした「ガルバリウム鋼板」が多く用いられています。

塗装目安 10~15年

【打ち放しコンクリート】

鉄筋コンクリート造の建物は、塗装やタイル貼りなどで仕上げることが多いですが、これらの工程を省略し、撥水材の塗布にとどめ、コンクリート独特の質感をそのまま残している外壁です。

塗装目安 10~15年

【板張り】

木の板を張って作った外壁のこと。 本物の木に、なるべく余計な加工を施さずに使うため、ほかの外壁材にはない「自然のあたたかみ」を味わえます。

塗装目安 10~15年

【タイル】

外壁にタイルを張った仕上げです。タイルは粘土などの無機質な原料を使用しているので、タイルそのものは耐久性に優れています。

【木質系サイディング】

無垢な木材の表面を加工して、耐火性などの機能を加えた薄い板状の外壁材です。

【くさび式足場】

ハンマー1本で組み立てができるため、設置や解体が容易に行うことができ、耐久性が高い足場です。
設置場所にスペースを要するので、近隣との間隔が狭い場所などでは設置できないというデメリットもあります。

【枠組み足場】

橋梁工事や建築工事の現場などで幅広く使用される、オーソドックスな足場です。部材が軽量、設置や解体も簡単で手早くできます。ただし、大掛かりな足場となるので、設置場所にはスペースを要し、広い幅の搬入路や部材置き場にも、十分なスペースを設ける必要があります。

【吊り足場】

地面に足場を設置できない橋梁や溶接の工事で、上から吊り材によって作業床を吊り下げて足場を作ります。落下などの事故のリスクが高く、設置作業は充分慎重に行っていくことが求められます。点検や確認などに、時間と手間がかかり、現場には足場の組立等作業主任者を配置する必要があります。

【移動式足場】

塗装工事など幅広い工事で使用される、足場の下部にキャスターが付いている足場。自由に移動させることができます。移動しながらの作業が必要となる天井や壁の仕上げ作業の足場として使用されます。

【単管足場】

コストが安価な足場。スペースが狭い場所でも設置できることから、密集地における戸建て住宅の塗装工事では重宝されている足場です。足場の床となるアンチがない為、安全面では少し危険になるかもしれません。組立や解体に時間がかかるというデメリットもあります。

【足場】

工事を行なうときに、鉄パイプ状の資材で建物を囲み、作業員が通路などを目的として使うもの。

【アクリル樹脂】

高い耐候性と透明性を持つ合成樹脂です。日常品から屋外の標識や車輛用部品など幅広く活用されています。

オススメの塗料【ボンフロン】

「素材の会社」として知名度のある、AGCが世界で初めて開発した、現場施工のできるフッ素樹脂「ルミフロン」を用いて、系列メーカーが作った塗料。大阪城天守閣や、沖縄の美ら海水族館など、一度塗装してしまうと再塗装が難しい、名立たる建築物に数多く採用されており、今なお良好な状態を保っています。

【外壁塗装】

建物の外側に当たる壁に塗装を施すことを指します。外壁は風雨や紫外線に晒され続けるため劣化しやすい設備ですが、外壁塗装やサイディングボードの張り替えといったメンテナンスにより屋内への被害を予防することができます。

【見積もり】

主に売買契約の際に使われ、品物の購入やサービス利用のためのコストを前もって算出することを指します。見積もりによって算出した内容を書面に記したものは見積書と呼ばれ、購入者が検討するための資料として用いられます。

【板橋区】

東京都区部の北部に位置する特別区です。石神井川に掛かっていたとされる板でできた橋が平安時代の頃には珍しかったため、そのまま板橋という地名が名付けられ定着したという説が有力となっています。

【天井】

屋内の上側の面を指す単語です。天井の高さは建築基準法にて一定の基準があり、居室の場合は平均2.1メートル以上にするよう定められています。室内の温度調整や明るさの確保など、部屋の用途によって様々な素材や様式が用いられます。

【業社】

事業者という単語は、省略表現として業者や業社といった単語で表現される場合が多くあります。事業者は小売業や工業、金融業や賃貸業など、様々な事業を行っている個人や団体を指して用いられる単語です。

【修理】

壊れた物を再び使えるように直すことを指します。車やテレビなど様々な物に対して使用される単語ですが、主に機能を回復するための作業を指して使われます。外観を整えるための作業は、類語である修繕という単語が多く用いられます。

【火災保険】

 「火災の被害に対する保険」というイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいますが、ほとんどの場合、自然災害や事故による被害も、補償の対象に含まれます。台風も「自然災害」として扱われ、火災保険でその被害を補償してくれます。台風による雨漏りと認定されれば、火災保険で雨漏り修理することもできます。

【ひび割れ】

寒暖差による外壁材の膨張・収縮や、主に地震や地盤沈下などの建物の動きによって発生します。我々の業界では「クラック」と呼ぶこともあります。特に日当たりの良い面や、幹線道路や線路沿いなどの揺れが激しい場所においては、顕著に発生が見られます。

【チョーキング】

外壁の色あせは、外壁表面が紫外線や風雨などに晒されることで、表層の樹脂が破壊され、顔料が抜け落ちたり、変化したりすることによって起こります。色あせした外壁を触ると、表面に残った白い顔料が手につくことがあります。この現象は「チョーキング」「白亜化」と呼ばれます。

【雨筋汚れ】

窓の下など、雨が集中して流れる箇所は、雨が汚れを運び、雨筋がついてしまいます。築年数とともに、汚れが目立ってくるお家が多いです。躯体に影響を与えるものではなく、美観の問題でありますので、改修を焦る必要はありませんが、雨筋汚れが目立つということは、築年数もある程度経過していると思われ、おそらく他の劣化症状も表れているのではないかと考えます。外壁材がすでに水分を含みやすい状態にあると、水がよく通る雨筋汚れの部分からも、外壁材の傷みが進行します。

【錆汁汚れ】

鉄部に錆が発生すると、素地の腐食が進行します。腐食状況によっては、塗装での対処が難しくなることがあります。また雨で錆汁が流れると、周囲を茶色く変色させ、汚れの除去が困難になります。戸建住宅に使用される鉄部の多く(雨戸・シャッターボックス・庇・水切りなど)は、焼付塗装で保護されており、築10年前後で錆が発生することは稀ですが、配管の留め具やビスに使用されている鉄部が錆びていることはよくあります。また施工状況によっては、錆びに強いと呼ばれる金属サイディングも、端部から錆が発生することがあります。

【藻・カビの発生】

日当たりや風通しの悪い面は、経年により、藻やカビが発生しやすくなります。外壁の素材や立地にもよりますが、公園などの緑が近い箇所や、日の当たらない北面・ベランダ内部などは、我々の経験上、発生が目立つように思います。気になるようでしたら、手が届く範囲であれば、ご自身で掃除をしていただくのが一番手っ取り早いと思います(柔らかいスポンジに中性洗剤をつけて、やさしく洗うのがコツです)。

【練馬区】

東京都区部の北西部に位置する特別区です。東京都で特別区を規定するべく施行された地方自治法では、当初練馬区は行政区とされておらず、他の22区が行政区から特別区に移行した際に新設された唯一の区です。

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